森林所有者

その１ 所有者の確定・境界の明確化

ご自身の森林を造林補助金等の公的な支援を受けて維持管理していくためには、維持管理したい森林の「所有者の確定」と隣接する森林との「境界を明確化」して、整備計画を作成する必要があります。これら一連の作業は、利益が見込まれれば、地元の森林組合や林業事業体に委託（代わって事業を行う）することで可能となります。

その２ 森林管理制度

我が国においては、「所有者が不明な森林」や「境界が不明確な森林」が多く、手入れのの行き届いていない森林が増加しています。このため、手入れの行き届いていない森林については、市町村が森林所有者に代わって森林を管理する「森林管理制度」が平成３１年にスタートしました。ご自身で所有する森林の維持管理が難しい場合は、この「森林管理制度」に委ねることも可能です。

森林の場所を知りたい

ご自身の所有する森林の所在をつきとめたい場合は、「森林簿」や「林地台帳」等の行政情報が、有効な手掛かりとなります。当会では、これら情報の取得方法等、所在をつきとめる手助けとなる情報提供も行っています。

※森林簿：県の所有する行政情報で、森林の所在、種類、蓄積等の情報が記載された台帳です。
※林地台帳：市町村の所有する行政情報で、森林の所在、地番、地目等の情報が記載された台帳です。

森林の価値を知りたい

森林の立木の価値は、森林評価士等の資格を有した当会の職員が有料で行います。評価額は、当会がその立木を買い取りする価格を目安としております。

森林の整備をしたい

間伐等森林の整備については、事前の相談を申し受けします。造林補助金等公的補助の活用方法も含めて、県・市・地元森林組合と連携を図り、最適な方法をご提案いたします。

木を売りたい

立木、既に伐採してある木に関わらず、買取のご相談に応じます。相談は、資格を有した経験豊富な職員が対応します。伐採、積込や運搬の手配も致します。より高く買取させていただくため立木のままでのご相談をお勧めします。経験豊富な職員が、より有利な伐採方法を提案させていただきます。